前場コメント No.1 豊田織機、クレハ、ファンペップ、助川電、第一興商、パルGHD
★9:00 豊田自動織機-買い気配 トヨタグループ、同社にTOB実施へ=共同
豊田自動織機<6201>が買い気配。共同通信は19日19時49分、同社がトヨタグループの株式公開買い付け(TOB)による買収提案を受け入れる方針であることがわかったと報じた。
記事によれば、トヨタ自動車<7203>やトヨタの豊田章男会長らが出資する特定目的会社(SPC)がTOBを実施し、同社の株式非公開化をめざすようだ。買収総額は6兆円規模に達するもよう。グループはメガバンクをはじめとする金融機関からの融資も活用する方針で、巨額の資金の確保に一定のめどが付いたとしている。
★9:00 クレハ-買い気配 未定だった年間配当予想は216円 前期比129.3円増配
クレハ<4023>が買い気配。同社は19日、従来未定としていた26.3期の年間配当予想を216.0円(前期は86.7円)にすると発表した。中間および期末配当はそれぞれ108円となる見通し。
★9:01 ファンペップ-買い気配 日本でアレルギーワクチンの物質特許成立
ファンペップ<4881>が買い気配。同社は19日、同社が花粉症を対象疾患として開発中のアレルギーワクチン(抗体誘導ペプチド FPP004X)の物質特許が日本で成立したと発表した。同特許は、FPP004Xの用途(対象疾患)にかかわらず、物質そのものを広く保護する物質特許だという。
抗体誘導ペプチド FPP004X は、体内でIgE(Immunoglobulin E)に対する抗体産生を誘導することにより治療効果を期待するアレルギーワクチンだという。IgEは、体内に入った異物を排除する働きを持つ抗体の一種で、花粉などの原因物質(アレルゲン)に結合するとアレルギー反応を引き起こす。FPP004Xは、免疫細胞に抗IgE抗体を一定期間産生させることから、アレルギーに対する持続的な効果が期待されるとしている。
★9:01 助川電気工業-買い気配 核融合発電「30年代に実証」 国家戦略に明記へ=日経
助川電気工業<7711>が買い気配。政府が次世代のクリーンエネルギーとして各国が開発を競っている核融合発電について2030年代に実証する方針と報じられたことが材料視されている。
20日付の日本経済新聞朝刊によれば、国家戦略に初めて明文化し、目標を公約にすることで日本が技術の規格化や産業の育成に主体的に取り組む姿勢を世界に示すようだ。23年にまとめた核融合発電に関する「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」を近く改めるとしている。
同社は核融合炉向けの要素試験装置などを手掛けており、報道を受けて関連銘柄として買いが入っている。核融合関連の研究プロジェクトを実施しているジェイテックコーポレーション<3446>も買い気配でスタートしている。
★9:01 第一興商-買い気配 118万株・20億円を上限に自社株買い 割合は1.13%
第一興商<7458>が買い気配。同社は19日、118万株・20億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月20日~8月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.13%となる。
★9:02 パルGHD-もみ合い 売り出し価格は3550円に決定 ディスカウント率3.01%
パルグループホールディングス<2726>がもみ合い。同社は19日、同社株の売り出し価格が3550円に決まったと発表した。19日の終値3660円に対するディスカウント率は3.01%となる。
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最終更新:5/20(火) 11:31