京王電鉄(株)の株主優待

　2023年度より新宿駅西南口地区開発計画を推進しています。
　計画内容としては、「南街区」に地上37階、高さ約225mのビルを、「北街区」には地上19階、高さ約110mのビルを建設予定です。また、本計画と併せて、新宿駅改良工事を段階的に進めてまいります。
　新宿駅周辺エリアは、都市基盤の整備から約60年が経過しています。本計画を推進することで、駅とまち、まちとまちをつなげ、新宿エリア全体の活性化に寄与してまいります。
　本計画および新宿駅改良工事全体での当社総事業費は、現時点で3,000億円程度を想定しています。

　鉄道グループでは国内初となるフルバンキングサービスを開始しました。スマートフォンに「京王NEOBANK」アプリをインストールして必要情報を入力することで、手軽かつスピーディーに銀行口座を開設することができます。また、住信SBIネット銀行が提供する預金や振込、ATMなどの銀行サービスをスマートフォン1つでご利用いただけます。
　さらに、銀行サービスのご利用状況に応じて京王グループや京王沿線の対象店舗で「１ポイント＝１円」としてご利用いただける「京王ポイント」がおトクに貯まるほか、乗車ポイントサービス「京王トレインポイント」も1ポイント単位で京王NEOBANKへ交換することができます。（本サービスは株式会社京王パスポートクラブが住信SBIネット銀行株式会社を所属銀行とする銀行代理業者として契約締結の媒介を行っています。）

　京王電鉄は、東京都、世田谷区、渋谷区および杉並区と連携し、京王線（笹塚駅～仙川駅間）連続立体交差事業に取り組んでいます。引き続き事業主体である東京都とともに用地取得や高架化工事などを進めています。また、本事業において新たに高架化する7駅（代田橋駅、明大前駅、下高井戸駅、桜上水駅、上北沢駅、芦花公園駅、千歳烏山駅）の外観デザインについては、沿線にお住まいの方などのご意見を参考として、まちの玄関口として長く愛される駅となるようなデザインを採用しました。本事業が完了すると25か所の踏切が廃止され、道路と鉄道それぞれの安全性が向上するほか、地域の一体化がはかられます。

　「日本一安全でサービスの良い鉄道」を目指し、自動運転設備を活用したワンマン運転の実現に向けて、3月中旬から井の頭線において自動運転（ワンマン運転）の実証試験（以下「本試験」）を開始します。
　本試験では、自動運転設備を搭載した井の頭線1000系を走行試験車両として使用し、3月中旬から回送列車で走行試験を開始します。
　京王電鉄では、少子高齢化や働き方改革などにより鉄道事業を取り巻く環境が目まぐるしく変化している中、ホームドアの整備や自動列車制御装置（ATC）導入など、お客様の安全確保と地域社会の課題解決に取り組んできました。
　今後も、技術革新を促進し、お客さまサービス向上や働きやすい職場環境の実現、省エネ運転によるCO2排出量削減により、持続可能な鉄道事業を目指してまいります。

詳細は、京王ホームページをご覧ください。

　株主様に京王電鉄および京王グループへのご理解を一層深めていただくことを目的として施設見学会を実施しています。鉄道教習所や車両基地など、一般公開していない施設での見学会も実施しており、抽選で当選した株主様にご参加いただいております。