(株)ラックランドの決算情報

株式会社ラックランドは、店舗施設の制作事業、商業施設の制作事業、食品工場・物流倉庫の制作事業、メンテナンス事業、省エネ・CO2削減事業、建築事業の6つの事業分野を展開しています。主に「食」に関連する店舗や施設の設計・施工を行っています。

2025年12月期第1四半期の連結業績は、売上高が117億4,400万円（前年同期比1.6%増）、営業利益が6億7,200万円（同200.8%増）、経常利益が6億円（同117.6%増）となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は4億7,200万円（前年同期は1億6,700万円の純損失）と大幅に改善しました。特に商業施設の制作事業（87.3%増）と建築事業（179.1%増）が好調でした。

資産合計は247億7,800万円（前期末比2.8%減）となりました。流動資産は170億900万円（同0.7%増）、固定資産は77億6,800万円（同9.8%減）です。負債合計は150億3,300万円（同7.1%減）、純資産は97億4,500万円（同4.6%増）となりました。自己資本比率は39.2%と前期末より2.8ポイント上昇しています。

キャッシュフロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前期末比27.7%減少の51億6,000万円となっています。一方で、売上債権及び契約資産が15.6%増加の79億4,600万円、仕掛品が30.4%増加の20億3,300万円となっており、運転資金の増加が示唆されます。

2025年12月期の通期連結業績予想は、売上高460億円（前期比3.5%減）、営業利益10億円（同328.3%増）、経常利益10億2,000万円（同162.6%増）を見込んでいます。親会社株主に帰属する当期純利益は未定です。第2四半期累計期間の売上高は238億円（前年同期比3.4%減）、営業利益9億円（同19.0%減）、経常利益9億円（同27.9%減）を予想しています。

2025年12月期の配当予想は未定となっています。これは、特別調査委員会の設置に関連する費用の賠償金額が未定であることが理由です。