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風力発電事業の行方
商事 中部電力が中心のコンソーシアムが 3年前に低価格で落札受注した秋田 千葉 計3地域の風力発電事業は インフレ 円安 金利上昇などにより行きずまりの状態にあり 事業を進めた場合 コンソーシアムの損失は1兆円超にも達する見通し(日経)とされるため 違約金支払いによる契約解除も想像される状況。
前期決算で商事は522億円 中部電力は179億円の減損を実施 商事の中西社長は「ゼロベースで今後の方針を検討する」と発言しているが このゼロベースが何を意味するのか判然としない。 一方 日経によれば 最重要国家事業とも位置づけされるプロジェクトだけに政府も放置できず 事業推進のための救済策も練られているようだ。
商事の業績上の不安要素であり 株価の重しとなっている状況の本プロジェクト 伊藤忠には無論関係がないとは言え 同業商社が絡む事業だけに今後の行方が気になるところだ。
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